こんにちは。
「肩こりがひどい」「なかなかやせない」「だるい」「やる気がおきない」・・・そんな体の不調の数々、原因の根っこに「冷え」が関係しているのかもしれません。
普段から冷えを意識して予防する方法は、どんなズボラさんでも100%できる事ばかりです。食べ方から「ながら筋トレ」までぽかぽか体質に今日から変われる温活習慣、さっそく始めましょう!
カラダが冷えてると何がいけないの?
「万病のもと」といわれる、" 冷え ″。手足が冷たくて眠れない、など冷たさや寒さを苦痛に感じる場合や、平熱が36℃以下なら冷えている状態だそう。
冷えの原因は、熱をつくる筋肉不足や、熱の原料となる食事が十分でないことです。たくさん熱をつくれないから、体温が上がらないのです。
熱を全身に運ぶのは血液で、体が冷えると血の巡りが悪くなるのは、交感神経が刺激されて、血管がギュッと縮まるせいなんです。
冷えによる「不調」はこの、“ 血行不良 ”が関係します。全身に栄養と酸素が行きわたらず、内臓の働きや新陳代謝が低下、筋肉も硬くなります。その結果、体にも心にもさまざまな不調が出て来るのです。
体温が1℃下がると、免疫力は30%、代謝は13%落ちるといわれ、風邪などの感染症にかかりやすく、太りやすくなってしまいます。特に女性は男性より冷えやすく注意が必要です。毎日のちょっとした工夫で改善できる冷え、さっそくぽかぽかなカラダをめざしましょう!
これで救われる!とっておき温め習慣で冷えを撃退!
CASE1「温→冷」を意識した入浴
42℃前後のお湯で10分間の全身浴をします。
髪や体を洗ったあと、冷めて40℃前後になったお湯に15分間の半身浴を。
そして仕上げの冷水シャワーは5秒ほど行います。足先からお腹付近にまでサッとかけます。
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CASE2 朝一番に飲む白湯で、平熱が36℃台に
朝はやかんで沸かしたマグカップ1杯の白湯を飲むことで、体が内側から温まるようになりました。沸いたらマグカップに注ぎ、10分くらい冷ますとちょうどいい温度になりますよ。
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CASE3 岩盤ヨガで風邪を引かないカラダに
6年前に岩盤ヨガを始めて、冷えが改善しました。平熱が35℃台から36.8℃になりました。冷たかったお腹や太ももが温かくなり、寝つきもよく、風邪をひかなくなりました。
自分で熱をつくれるカラダになるコツ
冷えない体づくりに欠かせないのが筋肉です。体の熱の4割は筋肉を動かすことでつくられます。つまり、筋肉が増えれば、自家発電のように熱を生み出せるので、体温も上がります。筋肉には血液を押し上げるポンプ作用もあるため、血の巡りもよくなり、むくみも解消できます。
運動をさぼると、筋肉はどんどん落ちて、冷えはますます深刻になります。そして筋肉の75%は下半身に集中しています。太もも、お尻、ふくらはぎなど下半身の大きな筋肉を中心に鍛えれば、効率よく筋肉量を増やせるのです。
オフィスで・・・「立ったついでに、ひざ曲げスクワット」
自分の体重の負荷だけで、お尻、太もも、ふくらはぎなど、下半身の筋肉を一度に鍛えられます。
How to
①足を肩幅に開いて立つ。つま先とひざは同じ方向に。
②背中をのばしたまま、ゆっくりひざを曲げ、しゃがむ。
通勤時に・・・「肩甲骨の周囲を動かす」
肩甲骨の内側にもエネルギー消費量が多い筋肉があります。ぐっと胸に力を入れて開くことで、ここの筋肉が刺激されます。
How to
①胸を張って、肩甲骨を背中の中央に寄せる。
②そのままの状態で、肩を下げる。この動作を繰り返す。
年中「夏野菜」を食べると冷えやすい体になる
定番の野菜サラダといえば、レタス、きゅうり、トマトですよね。毎日食べている人もいるのではないでしょうか。
薬膳では、食材には体を温めたり冷やしたりする性質があると考えます。温める作用が最も強い性質が「熱」、やや弱いのが「温」、冷やす作用が最も強いのが「寒」、やや弱いのが「涼」。温めも冷やしもしないのが「平」です。
「温」は肉や魚には多いですが、野菜には少なく、カブ、カボチャ、菜の花、ネギ類。あとは薬味に使う野菜、ハーブ、スパイスです。
では、冷えやすい人が冬に食べていい野菜は、カブやカボチャやネギ類だけ?そんなことありません。体を冷やす野菜も、加熱して食べれば大丈夫です。薬味やハーブを加えれば、体が温まる料理になるのです。