こんにちは。
貯蓄できない、下手な人の共通点は、収入から生活費を引いた残りを貯蓄するという考えであることが言えます。
これでは、いつまで経ってもお金は貯まりません。
そこで、貯蓄する金額や割合をあらかじめ設定したうえで、残りを生活費に充てるように、発想を転換しましょう。
人生の時期によって貯蓄目標も変化する
それでは一体、収入からいくらを貯蓄に回すのが正解なのでしょうか?当たり前ですが、各自のライフスタイルによって適正なバランスは異なります。
ひとり暮らしか、実家暮らしか、結婚しているか、子どもはいるかなど、それぞれの状況によって収入と貯蓄のバランスも大きく変化していきます。
もしも生活に余裕があるなら、収入の20%程度、最低でも10%程度は貯蓄に回せるように考える工夫をすることが大切でしょう。
独身(実家暮らし)
実家で生活する社会人の場合、家賃、食費、水道光熱費はかかりません。家にお金を入れても余裕があるでしょう。
実家暮らしのうちに貯蓄をすることを心がけましょう。
独身(ひとり暮らし)
お金に自由が利くひとり暮らし期は貯蓄の好機ともいえます。
この時期に収入の10~15%を貯蓄に回せれば、将来の資金づくりにかなり有利になります。
夫婦2人
共働きなら、2人の収入を合計した額の20%を貯蓄に回すよう心がけましょう。
妻が専業主婦の場合は、夫の収入の10%を目標にすると良いです。
子育て期
夫婦2人+子1人の家庭の場合、貯蓄目標は収入の15%以上です。
子どもが公立の小中学校へ進学するのなら、小・中の時期にいかに貯められるかがカギになります。
上手に貯蓄するコツのまとめ
お金が貯まらない人の特徴は、収入から生活費などを引いて残った額を貯蓄に回すことですね。
収入-貯蓄=生活費
- 口座を分ける
- 天引きにする
- 積立貯蓄する
銀行口座を生活費と貯蓄とで分けて作ります。天引きを設定するなども有効策です。
30~40代から老後の生活を見据えておく
結婚や出産・育児、マイホーム購入など、人生の大イベントが集中する30~40代は個人型確定拠出年金を利用して、定期預金や投資信託で、毎月1万~2万円の積立ができれば、老後も楽になるそうです。
50代は子が大学生や専門学校生になる時期でもあります。大学や専門学校の入学金・学費などは大きな支出になりますね。
そして子どもが自立すると、そろそろ退職の時期です。場合によっては早期退職制度を使って、退職金を上乗せするのもひとつの手です。
ただし、早期退職金が入ったからと言ってすぐに使ってしまうのは厳禁です。退職前後の時期は親の介護も必要になってきます。
なお、介護費は高額になると高額介護サービス費制度を使うことで、国から還付されます。